インタビュー #子育てとの両立支援

01

「今日は子どもたちと過ごす」という日を意識して作る

第一交通産業株式会社

金高 美保子さん

40代、正社員勤務

夫、長男小2、次男年長

どんなお仕事をしていますか?

タクシードライバーとして4年位勤務しています。長男が3歳、次男が1歳半の時に正社員として就職しました。8時半から17時半位までの勤務時間で働いています。

一日のタイムスケジュールを教えてください。

夫は出張が多くてほとんどいないので、一人で対応をしている状況です。
私は朝が苦手なのですが、次男が幼稚園に通っていて、お弁当のいる日があるので早めに起きています。自宅が小倉南区で、職場のある小倉北区に来るまで時間がかかるため、7時半過ぎに家を出て、幼稚園が7時40分から預かってもらえるので、幼稚園に預けてから8時半前位に職場に到着しています。
就業時間は17時半までとなってはいますが、出勤退勤時間は基本的に自分で決めてよく、自宅まで少し距離があるので17時位にこちらを出る感じです。そして、子どもをお迎えに行ってから、家の近くのスーパーで買い物をして18時半頃帰宅しています。
お風呂が先のことが多いですが、そこは自由に、「今日は用意がすぐできるからご飯を先にしよう」とか、状況に合わせて決めています。
夜は、寝かしつけの際にそのまま一緒に寝る時もあれば、その後起きて23時、24時位まで自分の時間を過ごすこともあります。私の場合、バタンキューで子どもと21時半位に早く寝てしまうと、朝起きれず寝坊することが時々あるんです。23時、24時前位に寝ると朝ぱっと起きれるので、5、6時間程度の睡眠時間がちょうどいい感じです。ただ、朝遅れそうな場合も、勤務時間が自由なこともあり、職場に連絡をすると「無理せずゆっくり」という感じで言っていただけるのですごく助かっています。

仕事と子育てを両立するために心がけていることやコツはありますか?

家事は、できるだけ夜の間に全部すませるようにしています。
食器洗い機や乾燥機は、どうしても大変な時は使っていますが、そうではない時はなるべく自分で洗うようにしています。あとは、生協の宅配を使ったり、今日はもうしたくないなと思った時は外食することもあります。
あまりストレスを溜めて、それが子どもにいってしまうのが嫌なので、手を抜けるところは抜いて、子どもとの時間をなるべく持つようにしています。普段お父さんがいないので、普通の家庭よりもなるべく子どもとの時間も取ってあげないと、本当に子どもだけで過ごすことになってしまうんですよね。
何かをしながら子どもの相手をしても、子どもにも自分たちに気持ちが向いていないことがわかるので、「今日はもう何もしないよ、今日はあなたたちと遊ぶよ」という時間を週に一回位作っています。仕事をしていて一番寂しい思いをしているのは、やはり子どもたちだと思いますし、私は休みが日曜祝日だけで、土曜日も学童に行かせたりしているので、その辺は十分時間を取ってあげたいなと思っています。

子どもが病気の時はどうしていますか?

基本的には病児保育を利用しています。病児保育が一杯で預けられない時は、休暇を取っています。実家は離れていますし夫の両親も仕事の関係があり、病児保育を利用できて助かっています。

両立に向けて、仕事面で意識していることはありますか?

仕事ができる時間が限られているので、だらだらとやるのではなく、短い時間で濃い仕事ができるよう心がけています。私の場合、売り上げ制でお給料が変わってくるんですが、勤務時間を自由に調整することもできるので、帰る時間を少しでも早められるよう、午前中のうちにギュッと頑張って走って一日の目標売上に近いところまで持っていき、お昼に目標までいけたら、30分位早めに帰ることもあります。
なので、他の人が休憩しているお昼ご飯の時間を狙って走ったりもします。勝手に「空き巣狙い」と言っていますが、人がいない時に仕事をするような感じで、お昼の休憩は時間をずらして13時から取っています。そうすることで自分も少し楽ですし、早めに帰れるようにというのを意識してやっています。

趣味・健康管理・ストレス解消法など

元々、ここの会社に入る前からドライブは好きなんですね。今は子どもが小さいので遠くには行けないのですが、子どもたちと予定を立てずにドライブに出かけ、「どっちに行く?右行く?左?」みたいな話をしながら、行った先に楽しそうなところがあれば「寄ってみる?」という感じで、全くノープランでのドライブを楽しんでいます。意外とストレス発散にもなり楽しいですよ。

(2021.1.21)