インタビュー #キャリアアップ支援

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予習復習と好奇心がカギ!

株式会社 ドーワテクノス

木下 華香さん

30代、正社員

どんなお仕事をしていますか?

鉄鋼や機械業界のお客様から、工場などで使う機械部品の注文をいただき手配する仕事をしています。機械部品の仕様は本当にさまざまで、「こんな感じの・・・。」といった注文も多いので、部品の知識を持ち、注文に対応できるよう心がけています。
営業担当者とチームを組んでおり、自分は見積作成など事務系の仕事を担当しています。

これまでのキャリアヒストリーを教えてください。

大学を卒業して入社したのが現在働いている会社です。地元の北九州市で働きたいと思っていたこと、また大学の先生の推薦があったことが決め手でした。
最初は営業部門に配属されましたが、営業では、自社製品に興味を持ってもらうことはもちろん、初めて会う方の話に興味を持ち、そこから話を広げるスキルが必要で、私にとっては難しい分野でした。その後、今の事務職に配属になり、14、5年働いています。

現在の働き方やワークライフバランスについて教えてください。

会社に出勤する日と在宅勤務の日が1日交代で、勤務時間は選べるようになっています。会社に出勤する日は7時30分出勤、16時30分退社、在宅勤務の日は8時30分から17時30分まで働いています。この柔軟な働き方はコロナ禍で始まり、今も続いています。残業もほとんどないので、プライベートの予定も立てやすく、働きやすいと感じています。
先日、社内勉強会で再生エネルギー、ウクライナ、児童労働、大量消費など国際情勢に関する問題に取り組みました。その時に読んだ本「大量廃棄社会」で紹介されていた廃棄を出さない広島のパン屋に興味を持ち、いろいろ調べるうちに北海道のパン屋にも興味が沸き、実際に訪問するなど充実した日々を送っています。

昨年度(令和4年度)キャリアアップセミナーを受講してみていかがでしたか?

会社宛てに、北九州イクボス同盟のメールマガジンでお知らせがあったようです。会社から私にと推薦があり、受けてみようと思いました。私が受けた年は、前半が「スキル向上編」、後半が「次世代リーダー編」と分かれており、私は前半の「スキル向上編」を受けることになっていましたが、受講するうちに後半も受講してみたくなり、結局すべて受講しました。
特に「相手に伝える!プレゼンの上手な伝え方」、「不確実な時代を生き抜くためのDXとサービスデザイン」「仕事と介護の両立」はとても有意義な講座でした。
当時、会社で「健康イベント」を実施する予定があり、その企画書をパワーポイントで作成したところ、丸川さん(セミナー講師)に指導を受ける機会もありました。残念ながら、自分の企画が実現することはなかったのですが、同じ部署の女性や親しい同僚に発表する機会を自ら作り、伝える経験は自分にとって自信となりました。

キャリアアップセミナーがご自身のスキル向上だけではなく、社内の方々に与えた影響はありますか?

毎回、セミナーのタイトルをみて、どんな内容なのか自分が感じた疑問を書き出す形で予習をし、セミナー後にその疑問をどんどん埋めていく形で復習をしていました。
とても役立つセミナーだったので、自分がまとめた資料を同僚に送り、さらに研修後に、丸川さんから届くニュースレターや動画も送って共有していました。

後輩女性へのメッセージ・アドバイスをお願いします。

今回、セミナーを受講して、良いも悪いも自分の意見を伝えるということが大事なことと感じました。自分も社内では中堅になるので、そういう雰囲気を作っていきたいと思っています。ぜひ後輩にも、働きやすい職場づくりのため、頑張ってほしいです。

趣味・健康管理・ストレス解消法など

旅行や美術館巡りは心が落ち着く時間です。
ストレスがあるときは先輩に話を聞いてもらうこともあります。また、気持ちを文字に書くといいと何かに書いてあったので、日記にたくさん書くなどして、気持ちを整理しています。

(2023.10.13)
(令和4年度キャリアアップセミナー参加)